炬燵でのんびり観たい映画
2017年12月19日 memo
最近は外を歩くと本格的な冬の寒さになっていてマフラーを忘れるとつらいです。綺麗だったイチョウの葉もおおかた散ってしまいました。いまは地面に重なった黄色い落ち葉が、歩くたびにサワサワと気持ち良いです。
寒い日は家にこもってのんびりするに限ります。そこで、炬燵に入ってダラダラと、みかんとお茶とおせんべいを食べながら見るのにピッタリな映画を紹介します。
『ポーラー・エクスプレス』(2004年)
1987年に出版された絵本『急行「北極号」』を元に、フルCGにより映画化された作品です。
クリスマスの夜、その年に良い子だった子供のところにだけ来る、ポーラー・エクスプレス。行き先は北極点。ザ・クリスマス映画です。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャ』のロバート・ゼメキス。子供の目の高さのカメラワークで童心に帰って楽しむことができます。ポーラー・エクスプレスの劇中で、ホットチョコレートが振舞われるシーンは必見です。
どこか不気味な影があり、しっかりファンタジィしていて大好きな映画です。
『幕が上がる』(2015年)
特にクリスマスとは関係ない映画。炬燵でダラダラ観るのにぴったりといいましたがこの映画を見るとダラダラしちゃいられない!というエネルギィが湧いてくるような映画です。
高校演劇部が全国を目指すというありがちな話なんですが、主役を演じるのは「ももいろクローバーZ」というアイドルグループで最初とても演技が下手なんです。
それが映画の話が進むたびにだんだんと演技がうまくなっていきます.
平田オリザさん監修の現代口語演劇の独特な空気感もあり、キャラクターと役者がどんどんオーバラップしていくのが目に見えてゾワゾワします。
あと、怒鳴りながら灰皿を投げる黒木華さんが最高です。